2018年夏に20年ぶりのフルモデルチェンジをした新型ジムニーですが、
まだまだ人気は衰えを見せることない様子で、納車待ちの人も多いようです。
そう考えると益々、新型ジムニーの値引きは難しいのではないかと気にする人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな新型ジムニーの値引き相場を洗い出し、限界までの交渉の仕方についても徹底的に調査していきたいと思います!
新型ジムニー/シエラの値引き相場
まずはこの値引き相場を知っておかないと交渉するにも話になりませんよね。
新型ジムニー/シエラの値引き相場ってどのくらいなのでしょうか??
- オプション含む平均値引き相場:3万円
- 車両本体の値引き目標額:3万円
というところが新型ジムニー/シエラの2018年11月現在での値引き相場といったところになります。
やはり、20年ぶりのフルモデルチェンジはかなりの影響を及ぼしているようです。
発売前からバックオーダーがどんどん入っている状態の上、発売直後も増産につぐ増産という予想以上の注文が入っている状況です。
当面の間、値引きは難しいと思った方が良いのかもしれません。
どうしても安く購入したい!という場合には注文ラッシュが落ち着くまで待つのも一つの手ですよね。
新型ジムニー/シエラの値引き限界の相場
先ほど触れた通り、新型ジムニー/シエラの値引き相場は3~5、行っても6万という状態なので、
初めて行く商談では、マニュアル通りにその程度の値引きを提示されることと思います。
しかし!!
今回はその値引きを限界まで引き伸ばし、10万円に目標額を設定したいと思います!
その内訳はざっとこういう感じです。
- 本体値引き 8万円
- オプション値引き 2万円程度
- 目標値引き総額 10万円
単純計算で、相場のほぼ倍の値引き額を出しましたが、このあたりが新型ジムニーの値引きでは限界かな、という感じがします。
この値引きを限界まで引き伸ばすには、当然ライバル車を提示して交渉をしていくわけですが、
詳しくは次の新型ジムニーの値引き交渉の仕方のところで触れたいと思います。
新型ジムニー/シエラの値引き術(交渉の仕方1)
まずは、基本的な新型ジムニー/シエラの値引き交渉の仕方からお伝えします。
交渉の事前準備
新型ジムニー/シエラが欲しい!と言って事前準備なしにディーラーに行くのはお勧めできません!
事前準備があってこそ、値引き交渉はしやすくなります。
こちらは必ず事前に準備しておきましょう:
- 2種類以上のライバル車の選定
(スズキハスラー、ダイハツウエイクなどがオススメです!) - それぞれのライバル車を取り扱っている近所のディーラーをリサーチ
(近所のスズキのディーラー同士で競合させても良し) - 下取り車の年式・グレード・走行距離をチェック
- 下取り車の査定額はネットで必ず確認
(ここは少々面倒ですが、ネットでの査定額は必須です!)
初回の商談にて
いよいよ初回の商談へ乗り込みます!
ディーラーも感情を持った人間です。ここは悪印象にならないように丁寧に、
そして、どうしてもこの新型ジムニーが欲しいんだ!という熱意が伝わるようにプレゼンしましょう。
ここでいきなり強気な値引きを強行しようとすれば、
相手だって「何言ってんの?」「この人だけには値引きしたくない」
という感情を抱かせるリスクがあることを意識しておきましょう。
この人には買って欲しい、値引きするから大事に乗って欲しい!
と営業マン魂をくすぐるような人格を持って商談に臨むことを強くオススメします。
初回の商談でのミッションはこちらです:
- ショールームで現車を確認
- 新型ジムニーを実際に試乗して率直な感覚を確認する
- 欲しいグレードの選定と見積書の取得
- 下取車の査定額を出してもらう
このミッションをこなしながら、ジェントルマンに徹することが初回の商談での目標です。
そのためにも、交渉ではさりげなくがキーポイントになってきます。
- 良い客であることをアピール
(失礼な客ではないと思われること) - 予算に関して強い意見を出さない
(安い!高い!と軽はずみに言わない) - ローンを利用するのかしないのかの意思を伝える
(前準備があるので、早めに伝えるとスムーズです) - 値引きに関して果敢に攻めない
(初回に関しては値引きを出すことはかえってマイナス印象です) - 新型ジムニーだけではなく、他の車も気になっていることをさりげなく伝える
(「ダイハツウエイクもいいけど、やっぱりジムニーは見た目がいい!」など) - 本命の車が新型ジムニーであることは秘密に
(「家族にはハスラーがいいって言われている」など、何気ない発言がベター) - 値引き額と下取り額を必ず見積書に記載してもらう
最後の商談にて
初回の商談から最後の商談までが何回か、というのは
個人によって、またディーラーによっても変わってくるかと思います。
ここでは最後の商談での交渉の仕方について触れていきます。
もちろん、目標値引き額を達成できるように今回は強い条件を推していきましょう。
より具体的に書いて行くので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 商談時間は平日や休日の夕方以降に
(想像すると分かるかと思いますが、ディーラー側も忙しい時は心の余裕がないので、ついつい対応も温度差が出てしまいます。時間帯的に余裕がある時であれば値引き交渉もしやすい、という心理作戦です) - 端数を切り捨てた総額で○○万円になるなら契約!という具体的な提示
(「198万(イチキュッパ)でいかがですか??」という感じで) - 現金支払総額が△△万円になるなら契約!という具体的な提示
- ガソリン満タンの納車を約束
- 好きなオプションをサービスで込み込みにしてもらう
(「ボディーコーティングもサービスでお願いします!」など) - 登録手数料のサービス・半額にしてもらう
- ローンを利用でディーラーに手数料が入るため、新車値引きは上乗せしやすいことを意識
- なるべくローンの金利キャンペーン(1%~2%台がねらい目)がある時に契約
と、商談の時間設定後は一気に畳み掛けるように交渉をして行くことがポイントとなりますが、
ここは根気よく、粘り強く交渉を行なっていきましょう。
そのためにも、商談の時間帯は非常にキーになってきます。
商談の押しの一手、交渉で勝つ値引きテク
新型ジムニーが値引きに向かない車だということは百も承知かと思いますが、
それでも少しでも安く買いたいと思うのが本音ですよね。
商談が進むにつれ、話がもつれそうになったり、目標値引き額に達する前に説得され、
諦めそうになる瞬間が出るかもしれません。
そんな時に知っておくと有利な情報はこちら!
近隣の県、もしくは別資本のスズキディーラーと競合
県をまたげば同じスズキでも、それぞれは別会社なのでジムニー同士を競合させることが可能です。
私も道を走っててよく思いますが、とにかくスズキはディーラーの数が多いんです!
まさしく1都道府県に複数のディーラーが多いのはスズキの特徴!
東京都を例にとっても、㈱スズキ自販東京、㈱スズキ自販南東京、スズキ城西販売、スズキ府中販売㈱、㈱スズキ町田販売など販売店の数が多く、小規模ディーラーも多いので、近隣の県のディーラー(ライバル)をチラつかせることで、より交渉が前向きに進むでしょう。
商談時期を決算時期近くに設定
これは、車業界に関わらず、どの業界でもそうかもしれませんが、決算、すなわち成績を出す締切がは3月(本決算)、9月(中間決算)、12月(暦年登録最終月)にあります。
ちなみに我が家は家を購入する時に3月だったのですが、値段交渉が非常に早く進みました。そして、それに伴う家電の買い物、引っ越し会社の交渉も全てグイグイな交渉で持って行けたのです。
この効力はかなりあると思います。
自動車会社ではそれぞれの期末までに何台新車を「登録」できるのか、本社から厳しいノルマが課されているので皆んな必死です。
決済時期ではディーラーでも社外秘の特別な値引きキャンペーンを実施していて、通常時期よりも特別な値引きが出やすくなります。
新型ジムニーと競合させるライバル車種
商談の際にライバル車種を2、3車種用意することが必須だと伝えましたが、
実際にどのような車種が良いのか、そしてその理由についても触れていきます。
スズキハスラー
車のキャラクターこそは違うものの、個性的という意味でジムニーのライバルになり得るハスラー。
新型ジムニーも個性が強いだけに、
子供が、もしくは妻が、ハスラーが良いと言っている、
というのはかなり説得力のある言い文句だと思います。
また、同じスズキ同士なので、競合もさせやすいですね。
ダイハツキャスト
軽自動車といえば、スズキかダイハツ!
ダイハツが、キャストというユニークな軽自動車を発売しています。
こちらは先ほどのハスラーのテイストも取り入れ、通常のキャストより車高を高くしてアウトドア向けのクルマであることをアピールしていて、こちらもなかなかの人気です。
ボディカラーはビビッドやポップな色を採用して、そのキャラクターを前面に押し出しています。
キャストは作りもよくできており感触は、ほとんど乗用車。
品質を向上しながらも価格を飛び出させないところが、ダイハツの魅力ともいえます。
そんなダイハツキャストも新型ジムニーのライバル車種として、非常に説得力のある車種です。
まとめ
新型ジムニーの値引き相場や限界の相場など、かなり具体的な交渉術をお伝えしてきましたが、
皆さまが少しでもハッピーに新型ジムニー/シエラを購入できることを願っております。
そして、そのために少しでも知っておくと交渉は確実に追い風になります。
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